2013年を振り返る〜個人
早いもので今年もあと二時間で仕事納めである。
今年一番心掛けていたことは「脱・面倒臭い」であった。とにかく公私共に面倒と感じてしまうことが年々増えている。面倒なので後回しにしたり、また次回に先送りしたりする事を極力無くすように努めて来たが、まだまだ気を許すと面倒臭い虫が顔をのぞかせる。来年以降も「脱」を継続出来るようにしたいものだ。
またどんな経験も無駄になる事は無いのだろうと強く思った一年でもあった。それらの経験は今年もかなり多くの引き出しを作ってくれたと思う。
シャンソン歌手のエディット・ピラフは享年は私と同じ47歳だった。 彼女にとって47年間の生涯はさぞ志半ばだったことだろう。同級生たちの中には現在原因不明の病気と闘っている友人や来月おばあちゃんになる友人、婚活に頑張っている友人・・・みんな色々な47歳を過ごしている。来年年男・年女になる私たちだが、48歳なんてまだまだこれからだと思う。みんな踏ん張ろうぜぇ〜
そして今年一番印象深かった言葉はドラマ「いぬむり先生」でのこんな台詞だった。「人は病気や事故で死なないそうです。人は寿命で死ぬそうです。」
本日午後より1月4日(土)まで正月休みとさせて頂きます。来年1/5(日)より通常営業となります。
今年も一年間、ご愛読有難うございました。皆様におかれましては素敵な一年になりますように心からお祈り申し上げます。
2013年を振り返る〜世相
ボーイング787の耐空性問題から始まり、元横綱大鵬・長嶋監督と松井選手に国民栄誉賞が授与され、韓国大統領に同国初の女性大統領・朴槿恵氏が就任、第3回2013 ワールド・ベースボール・クラシックが開催され、出雲大社では60年ぶりの遷宮、世界遺産に富士山が登録され、第23回参議院議員通常選挙で自民党が65議席を獲得し、両院のねじれ状態が解消、国の借金が6月末時点で1008兆6281億円となり、初めて1000兆円を突破、老舗百貨店やレストランでの誤表示、スワローズのバレンティンが日本プロ野球新記録となるシーズン56本塁打とアジア新記録の57本塁打を達成し、東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設以来9年目で初優勝、猪瀬都知事の辞任・・・原発や近隣諸国との摩擦は今年も終結する気配も無い。
相変わらずコンプライアンスにがんじがらめになり、個人情報保護法は一体何を保護しているのか?今年もよく分からなかった。何でもかんでも足を引っ張る体質は今年も健在で、いくつもの新しい芽が根こそぎ引っこ抜かれた。また子供が子供を育ててると言われて久しいが、年々それを実感する機会が増えてその都度背筋が寒くなる。挨拶が出来ない人たち、礼儀を知らない人たち、付け焼刃の知識で文句を言う人たち、所構わず子供を連れて来る人たち、目先の損得だけで動く人たち、活きたお金の使い方を知らない人たち、ずるいことして得する事に躍起になる人たち・・・そんな親の背中を見て育つ子供は当然そんなどうしようもない大人に育つだろう。変な常識がまかり通る土壌がすっかり出来上がりつつある。
気になるのは四万十市で日本国内観測史上最高気温となる41.0度を記録したり、桜島で爆発的噴火があり、豪雨・台風そして日本には馴染の無かった竜巻等、今までは考えられないような自然災害被害であろう。
色々あった2013年であったが、今年は何と言っても9月に決まった「2020年東京五輪開催」であろう。 ただあと7年って微妙な長さである。物凄く先の話でもないが、手が届くほど近い訳ではない。
嫌なことも煩わしいことも少なくなかった一年であったが、とりあえず7年後のお祭りを楽しみにしたいものである。
【12/31(火)午後〜1/4(日)まで正月休みとさせて頂きます。】
映画:「パッチギ!」
映画「パッチギ!(2004年公開)」を観た。
【解説】60年代後半の京都を舞台に、在日朝鮮人の女子高生に一目惚れした日本人高校生の恋の行方と、彼らを巡る若者たちの姿を活写した青春ドラマ。監督は「GET UP!〈ゲロッパ!〉」の井筒和幸。松山猛による自伝的小説『少年Mのイムジン河』をモチーフに、「穴/夢穴」の羽原大介と井筒監督が共同で脚本を執筆。撮影を「パローレ 〜あまい囁き〜」の山本英夫が担当している。主演は、「TOKYO NOIR トウキョーノワール」の塩谷瞬と「コンクリート」の高岡蒼佑、「問題のない私たち」の沢尻エリカ。第17回東京国際映画祭特別招待作品部門出品、文化庁支援作品。
かなり昔に観た記憶があったものの、改めて観直して見た。塩谷瞬、高岡蒼佑、沢尻エリカ、真木よう子、小出恵介他、現在(色々な意味も含め)活躍中の役者が大勢出演している。中でも波岡一喜の存在感はぴかイチだった。ビーバップハイスクール的な要素も満載で、現代では考えられない決闘シーンが何とも懐かしい。PG12(12歳未満・小学生以下の鑑賞には不適切な表現が含まれるものには、成人保護者の同伴が適当)に指定されているのも頷ける。
恐らく私はこの映画で初めて沢尻エリカを観たと思うのだが、その時の「衝撃」を再確認出来た作品であった。
【12/31(火)午後〜1/4(日)まで正月休みとさせて頂きます。】
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