2014/01/12 10:01:17
映画:「永遠の0」
映画「永遠の0(ゼロ)」を観に行った。
【解説】零戦搭乗員の悲劇を描いた百田尚樹のベストセラーを、『ALWAYS』シリーズなどの監督・山崎貴が映画化した戦争ドラマ。祖父の歴史を調べる孫の視点から、“海軍一の臆病者”と呼ばれたパイロットの真実の姿を、現代と過去を交錯させながらつづっていく。主人公の特攻隊員役に、『天地明察』『図書館戦争』などの岡田准一。現代に生きる孫に三浦春馬がふんするほか、井上真央や夏八木勲など若手からベテランまで多彩な俳優が共演する。生と死を描く奥深い物語はもちろん、サザンオールスターズによる心にしみる主題歌にも注目。
サザンの「蛍」が主題歌になると知って、正月休みに(私ひとりだけ)楽しみにほぼ無理やり家族で出掛けた。正月休み最後の土曜日とあって館内はほぼ満席状態の中、上映中もペチャペチャと話し続ける正月気分が抜けないおばちゃまたちが前席から注意されていた。
あの時代の中で「生きて帰ること」を貫くことは本当に勇気がいることだろう。劇中で言っていた「九死に一生ではなく、十死にゼロ生」の特攻攻撃の虚しさ、儚さが胸に突き刺さる。主人公である宮部久蔵が最後まで部下に対して敬語で話す姿と、祖父である賢一郎が(劇中を見る限り)二人目の子供を授からなかったことが何とも良かったものの、ラストでの回想シーンと楽しみにしていた「蛍」の流れるタイミングが非常に勿体無いな〜と思った作品であった。
今回景浦役の田中泯がとてもインパクトが強かったな〜。
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