2014/12/22 10:02:21
新種オレオレ詐欺
先日損害保険の研修会があり、その中で保険金サービス課から実際にあった「新種オレオレ詐欺」が紹介された。
事例は実際にサービス課に三件ほどあり、それらの共通点は・・・「自動車と自動車の接触(または非接触)」「自転車運転者に怪我も自転車自体も壊れていないのだが、持参していたノート型パソコンの壊れた」「パソコンの必要性・緊急性を訴えられ、その場で同等額の金銭を支払う」「後日自転車運転手とは連絡がつかない」・・・とのこと。
ひび割れた液晶画面は恐らく壊れたパソコンを持参しているものと思われ、当たり屋のような時間を掛けずに短時間で回収(三例とも22〜25万)出来るのが特徴とのこと。ちなみにこのようなケースは自動車保険での対物保険は免責となってしまう為、「すぐに支払わない」「相手の身分を確認する」ことが必要であるとのこと。まあ〜色々な手口を考えるものだと感心しつつ、実際にその場にいた場合、ちゃんと対応出来るのかが不安になる。
そして以前流行した「牛乳パック詐欺」にも話が及んだ。これは会社に「おたくの営業車が道路にあった牛乳パックを踏みつけて、服が汚れた」と連絡を入れるそうで、実際に確認すると相手の言う「時間・場所」に確かに営業車が走行している為、ついつい指定された口座に振り込んでしまう・・・とのこと。センター長曰く「おそらく相手は大通りに立ち続け、車体に書かれた会社名・連絡先を確認しているのではないか?との分析だった。
年末になるとさらに色々な輩が出て来るので、くれぐれもご注意下さい。
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