好きなものはまず先に注文しようって話
先週、まさかの「連月」で西からの友人が上京した。開宴時間が20時半過ぎだったので、常時満席の「源八船頭」でも入れるだろうと暖簾をくぐると、ほぼ満席の状態であったものの何とか席を確保。ラッキー
この夜は同級生四人で集まることになり、二人が遅れての合流だったので、二人で先に入店した。ここの料理は量が半端ではないため、とりあえずあしたばの天ぷらを一名分だけ注文し、先出しの枝豆と共に飲み始めていた。その後一名が合流するが、全員揃うまでメインの島寿司は控える事にし、料理の追加注文をせずにおっさんはそのまま飲み続けた。そしてようやく全員合流するが会話がさらに弾んでしまい、そのまま飲み続けているとラストオーダーの声慌てて島寿司を注文するものの・・・本日分は終了とのこと・・・
仕方なくイカ飯を初めて頼むものの、私の中では「焼肉屋さんに行って肉が売り切れ」的な絶望感だけが宙を舞っていた・・・だから非常にお会計が安かった(当たり前)。
【明日6/24(水)は定休日です】
釣り人になる〜船釣りアゲインアゲイン
先週ゴールデンウイーク以来の船釣りに出掛けた。昨年初めて船釣りデビューをした港である。デビュー戦(船)は「釣果あり・船酔いあり」、二戦(船)目は「釣果無し・船酔い無し」だったので、今回は「釣果あり・船酔い無し」を目指す。
前夜の深酒の後、わずか二時間程度の睡眠で起床し、車で拾って貰い、高速道路で金沢漁港へと向かう。横浜あたりで大雨となったが、西へ向かっているし、まぁ〜大丈夫じゃね?と晴れ男は能天気。
高速を降りると路面は乾いており、曇り空の下、漁港に到着。きっちり「乗船30分前」に酔い止めを飲用し、船に乗り込む。今回の浅瀬で漁港の近場で釣る「ライト鯵」とのことで、わずか10分程度で船が停まる。
一応3回目なので少しだけ手慣れた手つきで竿を垂らす。仲間たちには次々と鯵が掛かるが、私はよほどセンスが無いのかピクリともしない。家族の手前、2回続けての坊主は避けたいと焦っていると、見かねた船頭さんから手ほどきを受けるとすぐに鯵が釣れた。やった〜とりあえずノルマ達成〜その後もからまった糸と何度もバトルを繰り返したものの、最終的に五匹(プラス小さいのが一匹)が釣れた。
私が四人の中ではぶっちぎりの最下位であったが、ようやく「酔わずに釣果あり」を達成し、満足顔で約4時間の乗船を終えた。
帰宅して早速干物作りを開始。数時間干すだけでまあ〜美味しい干物が出来た。また鯵さんたちが愛おしい次はお造りを作れる技を習得しておこうっと
釣りって面白いもんだ
歌舞伎:「六月大歌舞伎」
歌舞伎座で「六月大歌舞伎」を観た。
一幕目の「新薄雪物語」では幸四郎と仁左衛門が共演。親の子への気持ちや葛藤はいつの時代も同じである。二幕目の「夕顔棚」はのどかな田舎での夕暮れ時のひとコマを仲の良い老夫婦がユーモラスにほのぼのと描かれていた。祭りばやしっ奴はいつでも気持ちが高揚するものだ。今回もイヤホンガイドを借りず、購入したパンフを膝の上に置いてあらすじを追ったのだが、最近・・・薄暗いと文字がよく見えない・・・だから回を追うごとに感想が短くなってしまう。
今回16時30分の開演で終演が20時16分と非常にコンパクトな構成で、終演後についついフラフラと寄り道を・・・
一、通し狂言 新薄雪物語(しんうすゆきものがたり)
〈〈広間・合腹〉我が子のために苦悩する二人の父の姿
薄雪姫を預かる園部家では、園部兵衛の奥方梅の方がその世話をしています。兵衛は、今回の一件を大膳の陰謀と察していますが、証拠がなく、薄雪姫が六波羅に捕らえられ責め殺されてはと案じ、館から落ち延びさせます。そこへ幸崎伊賀守からの使者である刎川(はねかわ)兵蔵が訪ねて来て、左衛門が謀反の件をすべて白状したので、伊賀守がその首を打ったと語り、同罪の薄雪姫の首も打つようにと言上します。やがて伊賀守が首桶を手にして現れ、まもなく兵衛も首桶を携えて現れます。そして二人が首桶を開けると中にあったのは…。
〈正宗内〉刀鍛冶の秘伝をめぐる父子の葛藤
大和国にある刀鍛冶の五郎兵衛正宗の家。来国行の子国俊は、父から勘当された後、刀鍛冶の修業のため、吉介と名を変えて奉公しています。吉介は正宗の娘のおれんと恋仲ですが、おれんの兄である団九郎は、秋月大膳の悪事に加担する身です。団九郎は父の正宗から刀鍛冶の秘伝を盗み出そうとしていますが、吉介を国俊と見抜いていた正宗は、師匠の孫である国俊に風呂の湯加減から刀の秘伝を教えます。一方、刀鍛冶の細工場では団九郎が湯加減の様子を探ろうと湯の中に手を入れていて…。
二、夕顔棚(ゆうがおだな)
老夫婦の情愛があふれる舞踊
とある田舎の百姓家。旧盆の夕方、軒端の棚には夕顔が花を咲かせています。風呂上がりの爺は夕涼みをしながら酒を飲んでいました。婆も風呂から上がって出てくると二人は酒を酌み交わします。酒が進むうちに、遠くから聞こえてくるのは盆踊りの声。昔を思い出した二人は仲良く踊り始めます。老夫婦の仲睦まじい姿を描いた舞踊をお楽しみください。
お問い合せ