2015/08/02 10:02:07
映画:「クライマーズ・ハイ」
映画「クライマーズ・ハイ(2008年公開)」を観た。
【解説】1985年、群馬県御巣鷹山で起きた日航機墜落事故をめぐって翻弄(ほんろう)される地元の新聞記者たちの姿を描く社会派ドラマ。実際に記者として日航機墜落の取材をした作家・横山秀夫が自らの体験を反映した同名小説を、映画『金融腐蝕列島 [呪縛]』の原田眞人監督が映像化した。地元新聞社の熱血漢デスクを『ALWAYS 三丁目の夕日』の堤真一が演じたほか、『殯(もがり)の森』の尾野真千子ら実力派が集結。感情が激しく交わる濃密な1週間の人間ドラマに圧倒される。
独特のカメラワークが緊迫感や気持ちの高ぶりを見事に表し、あっという間に吸い込まれて行く。携帯やパソコンのない時代で、尚且つ無線機が導入されていない新聞社の錯綜と記者たちのプライドとスクープ合戦、上司との確執・・・とにかくとても見応えがあった。DVDを購入してもう一度観たいほどの作品である。ただ堤真一の独特の低音が何箇所か聴き取れなかった・・・
あの日航機墜落から今年でちょうど30年。当時19歳の私にとって今も鮮明に思い出される悲しい夏の事故である。
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