排水溝パズル
入居したばかりのお客さんから「掃除をしようとして排水溝の蓋を外したらはまらなくなった」との連絡があり、それほど難しくはないだろうと部屋に向かった。
浴室に入ると、げぇっ予想外に蓋は二枚あった。
排水溝の形状から一枚は手前で、もう一枚は奥だとは予想はつく。
ただ奥に入るであろうこの蓋の角度がどうにも分からない。上下左右で試すもののどうにも収まらず、一旦現場を離れ、水道業者さんに画像を送って指示を仰ぐものの、現地で確認しないと分からないとのこと。
これでわざわざ出張して貰うのも気が引けるので、あれこれ考えてみる・・・すると同じ物件内で空室があることを思い出し、確認して設置順と方向を確認する。なるほど〜奥が先なのね?どうしてそんなことが分からなかったのだろう?と念の為、画像を撮った上で再度お伺いして、しっかりとはめ込んだ。
これからは排水溝の蓋の形状も確認しておかなければ
映画:「アーティスト」
映画「アーティスト(2011年公開)」を観た。
【解説】サイレントからトーキーへと移り変わるころのハリウッドを舞台に、スター俳優の葛藤(かっとう)と愛を美しいモノクロ映像でつづるサイレント映画。フランスのミシェル・アザナヴィシウス監督がメガホンを取り、ヨーロッパのみならずアメリカの映画賞をも席巻。芸術家(アーティスト)であることに誇りをもち、時代の変化の波に乗れずに凋落(ちょうらく)してしまうスターを演じるのは、『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』のジャン・デュジャルダン。ほかに、ジョン・グッドマンなどのハリウッドの名脇役が出演。サイレントの傑作の数々へのオマージュが映画ファンの心をくすぐり、シンプルでロマンチックなラブストーリーも感動を誘う。第84回アカデミー賞<作品賞>ほか最多5部門受賞
サイレント映画は元々好きで、色彩も字幕以外の台詞も自由に勝手に想像出来る点が楽しい。主演のジャン・デュジャルダンが渋くて格好良過ぎるので、逆にベレニス・ベジョに物足りなさを感じる。ストーリーは非常にシンプルだが、音楽がとてもいい。好きな作品のひとつである。
劇中に登場するジャックラッセルテリア犬(アギー・享年13歳)が何とも良い演技をしているのだが、「犬のアカデミー賞」と呼ばれる「ゴールデン・カラー(金の首輪)賞」の第1回受賞犬だそうだ。
世界陸上と共に
先日の飲み会。途中から突如お腹に嫌〜な予感を感じた。ただもう終宴の近くだったので、とりあえず大丈夫だろうとお店を出たものの、この日は新小岩駅から少し離れた店で、歩いている途中で状況は少しずつ、そして一歩一歩確実に悪化していくのが分かる顔では平静を装いながら、背中にはたら〜りと冷たい汗が伝わる。何とか事務所まで辿り着こうと少し足早になりながら歩く。しかし小波が次第に大波となり、さらに周期もどんどん短くなり、大波が押し寄せる度に「もう駄目」と一番近いトイレはどこかを考え始める。
すると通りすがりのお店で世界陸上のテレビ映像が見えた。勝手に自分を選手に重ね合わせ、織田裕二の声で気分を高め、何とか途中棄権せずにゴール(事務所)を目指すことにする。
すでに顔色が変わっているのが自分でもよく分かる。気を許せばきっと大惨事になるだろう。こうなればあとは気力だけの問題だと強い意志と下半身に微妙に力を入れつつ、競歩の選手並みに速度を挙げる。あの角を曲がればゴール目前だ。競技場に入った気分で、酔っ払いの大声も声援に変え、息も絶え絶え、歯を食いしばり、ラストコーナーを無事通過し、やっとの思いで事務所に倒れ込むように無事にゴールテープ(トイレットペーパー)を切った。良かった〜とりあえず入賞だ
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