映画:「人情紙風船」
映画「人情紙風船(1937年公開)」を観た。
【解説】河竹黙阿弥の歌舞伎『髪結新三』を三村伸太郎が脚色した時代劇で、山中貞雄監督の遺作となった作品。この作品を取り終えた山中は出征し、戦争により短い生涯に幕を閉じた。後にテレビドラマとして何回かリメイクされている。 江戸時代。貧乏長屋に住む髪結いの新三は、同じ長屋に住む浪人が首吊り自殺したのを良いことに、通夜をやるからと大家から酒をせしめ、住民仲間とただ酒を飲んで馬鹿騒ぎを行うような男だ。彼は賭場を巡るトラブルから借金を抱えており、髪結いの道具を質屋に持ち込もうとするが、相手にしてもらえない。困った新三は質屋の店主の娘であるお駒を誘拐し、長屋に連れ込んでしまう。
正月に兄から手渡されたおススメ映画のもう一本である。タイトル通り、登場人物のそれぞれの人情が紙風船のように軽い、軽い。特に長屋の住人たちの死に対する受け止め方がドライ過ぎる。衝撃のラストシーンにもそれほど動じない長屋の住人たちはある意味感心してしまうと同時に浪人の気持ちもその妻の気持ちも何だか物凄く共感出来てしまう。ただ仕事柄、長屋で亡くなった大家の立場で見てしまうが、その頃は告知義務も無かったんだろうな。
兄からのおススメが無ければ決して観る事の無かった作品である。
PUMA
先日息子とサッカーをテレビ観戦をしていた時のこと。
PUMA製のボールが映し出され、あれこれ話していると息子が「お父さんは『ピューマ』って言うよね」と呟いた。
そうか〜正しくはプーマなのね〜でも気を許すとまたピューマって言っちゃいそうだ・・・
上げる人、下げる人
ちょっとした決断や言動、行動でその人自身の評価を大きく上げる人、下げる人がいる。
最近のニュースではキムタクが上げた人で、ベッキーが下げた人になるだろう。
それぞれの詳細・経緯はよく知らないけれど、結局のところ最後は仁義や筋の通し方なんだろうと思う。
私の周りでもたまにそんな人を見掛けるが、その都度「自分はどうなのか?」「自分は大丈夫なのか?」と再確認するきっかけを与えてくれる。
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