夏便り2017
事務所に戻ると少し厚い封書が机の上に置いてあった。
送り主を確認しなくても、「今年も夏が来たんだな〜」とついついニンマリしてしまう。
2014年から毎年届く、広島のおじ様からの夏便りである。
今年の博多祇園山笠の手拭柄を確認しつつ、おじ様からの「祇園山笠に備え、1月から筋トレと走り込み」と書かれた近況報告を読む。「祭りの大切さ」を改めて再確認しつつ、好調カープについてひと言も触れていない礼儀に感謝。
Hさん、毎年粋な贈り物、有難うございます。今年も秋にお会い出来るように何とか三位目指して頑張ります
芝居:「七月名作喜劇公演」
新橋演舞場で「七月名作喜劇公演」を観た。
私にとって生まれて初めましての生・浅野ゆう子の他、おしんの小林綾子や「あなたにあげる 私をあげるぅ〜」の西川峰子(現仁支川峰子)も楽しみだったのだが、第二幕の「紺屋高尾(こうやと読む)」が、私の好きな落語の演目だったのでえげつない暑さの中、楽しみに向かう。
第一幕「お江戸みやげ」・・・梅が咲く「湯島天神」境内にやってきた行商人のお辻とおゆう。芝居見物をした二人だが、 お辻は人気役者の阪東栄紫に心を奪われてしまい…波乃久里子のお辻、市村萬次郎のおゆう、喜多村緑郎の栄紫という配役で心温まる人情話をお楽しみください。
上演時間60分とコンパクトな内容ながら、波乃久里子と市村萬次郎のコンビがコミカルに且つ粋に笑わせてくれる。30分間の幕間を挟み、第二幕が始まる。
第二幕「紺屋と高尾」 ・・・大坂から江戸へ出てきた紺屋の職人久造が吉原最高位の遊女、高尾太夫に一目惚れ。 一年間懸命に働いて、貯めた五十両を持ちいざ吉原へ……高尾太夫に浅野ゆう子、紺屋の久造を喜多村緑郎という配役で贈る純愛喜劇。まずは華やかな花魁道中から開幕です。
私が聞いた落語は30分程度であったので、知らないシーンや違いを楽しみにしつつ、花魁道中から始まる。まず大夫に会うため懸命に働く期間が芝居の方が短く、貯めた金額は多く、置き屋や親の結婚承諾シーンが追加されていた。また落語では恋煩いした久造をみんなで応援するシーンが好きなのだが、芝居ではそれほど触れることはなかった。芝居は落語や本のように自分のイマジネーションを膨らませるのと異なり、一目瞭然なので、それはそれで二回も楽しめたって感じある。そして当時誰もが憧れを抱いた吉原の魅力について、一度じっくりと勉強してみたいものだと思いつつ、外に出たら大雨だった
【本日はTの誕生日。おめでとう。また近いうちに乾杯出来る日を楽しみにしてます。】
五年の月日
本日で「彼」は9歳になった。
人間に換算すると52歳になるそうで、我が家では最年長者となった。
5年前の画像が出て来た。
最近では顎周りに白いものが目立ち始めているが、5年前は綺麗なものである。
ただ5年前よりも今の方がさらに愛くるしくなっている
長生きするんだよ
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