映画:「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2015-2016 旅するソングライター “Journey of a Songwriter”」
期間限定上映の映画「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2015-2016 旅するソングライター “Journey of a Songwriter”」を観に行った。
【解説】1970年代から活躍を続けるシンガーソングライター、浜田省吾の初となる劇場上映作品。2015年に10年ぶりとなるアルバム「Journey of a Songwriter 旅するソングライター」を発表した浜田が、同アルバムを携えて開催した9年ぶりのホールツアー「ON THE ROAD 2015」と、25万人を動員したアリーナツアー「ON THE ROAD 2016」のライブ映像にコンセプチュアルなイメージ映像を織り交ぜて構成。デビュー40周年を迎えた浜田が作り出す世界観が映像によって展開される。
休日の昼間に昨年11月に完成したTOHOシネマズ上野へと向かう。席はもちろん「J列」を選択(たまたまだけどね)。館内には私より少し先輩と思われる方たちと適度な距離を保ちながら「ライブ」が始まる。
アルバム「旅するソングライター」の一曲目「光の糸」から始まるのだが、白黒の映像だけで鳥肌が立ってしまうほど格好いい。そもそもハマショーの映像美は1989年に発売されたON THE ROAD "FILMS"で当時23歳の私が感銘を受けたのが始まりだったが、28年が経過してさらに映像はスケールアップしていた。独特の風景動画の長回しと早送りが実に素晴らしい。
今回のアルバムの楽曲が中心で、私の好きな「マグノリアの小径」を始め、「旅するソングライター」「アジアの風 青空 祈り part-2 青空」等から、最近やたらはまっている「夢のつづき」の歌詞や「I am a Father」の観客がスクリーンに映し出されるライブ映像についジーンとしてしまう。
また1982年の名盤PROMISED LAND 〜 約束の地から「DJお願い!」→「バックシート・ラブ」のアルバムの曲順通りの演奏がやたら懐かしかった。そしてやはり「J・BOY」で痺れてしまう。聴く年齢によってまた違った受け止め方が出来る名曲中の名曲で気が付けばついつい口ずさんでしまい、シートから立ち上がりたい衝動を必死に抑える。過去の同曲を歌っている映像が並行していくつも流れるのだが、その当時の思い出を重ね合わせる。
ハマショーも私も年齢を重ねたが、66歳のハマショー。大したものである。
私自身2001年11月のライブを最後に遠ざかっているが、ついまた出掛けたくなった。
尚、2月22日(木)までの上映である。
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