テープ回してないやろな?の必要性
国会議員が秘書に対するパワハラ騒動。
いつものようにこの手のニュースには罵倒する音声が何度も繰り返された上、秘書がこれまで何人も辞めているとかの追加情報と共に、議員の人間性や背景を「一方的に」報道する。
以前も書いたが秘書が音声をこっそりと録音している点と罵倒されるやり取りの前後が流れないのはとても気になる。
「テープ回してないやろな?」は今や必要な言葉なのかも知れない。笑いが取れなくても・・・
ただ結果的に思うのは「だからこの秘書は○○○なんだろうな」である。
【明日7/31(水)は当社定休日となります】
高校野球の関心度
4年前に我が母校が都立高にも関わらず東東京予選のベスト4に進出してから、毎年休日と試合が重なった時には応援に出掛けるようになった。今年は雨で順延されたおかげで3回戦を太田スタジアムまで応援に出掛けた。
息子よりも年下の後輩たちとは面識もないのだけど、母校というだけで不思議な連帯感が生まれる。ブラスバンドは私が在学当時から活発で、いつもながら立派な演奏を繰り返し、選手たちの応援歌も気持ちがいい。小雨の中での試合は途中で降雨中断60分を挟んだ結果8回コールドで敗退となったが、また来年の活躍を楽しみにしつつ、清々しい気持ちで球場を後にした。
バックネット裏に座っていると野球部のお母さまたちから飲み物を頂戴する。毎回有難く頂戴するものの、相当な数を用意して頂くその準備と労力。心から感謝すると共に申し訳なさが先に立ってしまう。ふと思い出す。高校野球の別格感・・・高校時代、部活の予算割りは圧倒的にいつも野球部が多く、バレーボール部は少なく、その都度「同じ部活じゃん」と思っていたものだ。そこにはやはり甲子園の存在があるのだろう。バレーボールにも春高バレーのような全国的な大会はあるものの、関心度のレベルが違う。そんなことを考えながらただただご父兄方のご負担がやたら気になってしまった。
そして先週末に地元の関東一高の3年ぶり8回目の甲子園出場が決まった。新小岩駅前では号外が配られ、校舎や駅前アーケードには垂れ幕が掲げられている。部活ではあるけど実に地元民としては誇らしい。
ただ選手の起用方法について部外者があーだこーだ言うは間違っている。部活にあれこれ口を出しちゃいかん。
映画:「祈りの幕が下りる時」
映画「祈りの幕が下りる時(2018年公開)」を観た。
【解説】阿部寛主演、東野圭吾原作による「新参者」シリーズの完結編。東野の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第10作の映画化で、2010年に放送された連続ドラマ「新参者」、2本のスペシャルドラマ、映画「麒麟の翼 劇場版・新参者」に続き、阿部が主人公の刑事・加賀恭一郎を演じる。父との確執、母の失踪など、これまで明かされることがなかった加賀自身の謎が明らかとなる。東京都葛飾区小菅のアパートで滋賀県在住の押谷道子の絞殺死体が発見された。アパートの住人も姿を消し、住人と押谷の接点は見つからず、滋賀県在住の押谷が東京で殺された理由もわからず捜査は難航する。捜査を進める中で加賀は、押谷が中学の同級生で演出家の浅居博美をたずねて東京にやってきたことを突き止めるが……。演出家の浅居博美役を松嶋菜々子が演じるほか、山崎努、及川光博、溝端淳平、田中麗奈、伊藤蘭、小日向文世らが顔をそろえる。監督は「半沢直樹」「下町ロケット」「3年B組金八先生」など数多くのヒットドラマを手がけた福澤克雄。
この新参者シリーズ自体また映画「麒麟の翼」の続編だとも知らないまま、視聴開始。いきなり事件現場として「新小岩」が登場する。きっとあの辺りだ・・・相変わらずの阿部ちゃんと春風亭昇太の滑舌の悪さと松嶋菜々子の芝居力は健在で、また山崎努や伊藤蘭の若かりし頃の設定がかなり強引で、月ごとの橋の名前の謎や、被害者の謎もそれほど驚きがないのは、シリーズを観ていないからなのだろうか?
ただ浅居博美の母を演じたキムラ緑子と14歳の頃の浅居博美を演じた桜田ひよりはとても良かったが、烏丸せつこは見逃してしまった。
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