2019/07/14 10:04:42

映画:「いちごの唄」

公開日翌日の映画「いちごの唄」を観に行った。



【解説】ミュージシャンで俳優としても活躍する峯田和伸のバンド「銀杏BOYZ」の楽曲からインスパイアされた人気脚本家の岡田惠和が、自らの脚本でつむいだオリジナルストーリーを映画化。岡田脚本のドラマ「泣くな、はらちゃん」「ど根性ガエル」などを手がけたテレビドラマ演出家の菅原伸太郎が長編映画初メガホンを取った。冷凍食品の製造工場で働く笹沢コウタの大親友・伸二は、2人が「天の川の女神」と崇拝していたあーちゃんを交通事故から守り、あーちゃんの身代わりとなって死んでいった。それから10年、コウタは偶然あーちゃんと再会する。伸二の「死」を背負いながら生きていたコウタとあーちゃんは、伸二の命日に1年に一度「逢うこと」を約束。毎年逢瀬を繰り返すコウタは、次第にあーちゃんに恋心を抱くようになる。俳優のほか、バンド「The SALOVERS」のボーカリストとしても活動する古舘佑太郎がコウタ役、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の石橋静河があーちゃん役をそれぞれ演じる。



コウタの下手な恋愛模様がなかなか良いのだが、本作品のポイントである坂道が魅力的ではなく、畑にジャンプするシーンが何回か登場するのだが、どれも躍動感に乏しかった。コウタの隣人のパンクバンドの女性と途中で登場する(上京した時の)避難所の女性が同一人物だと見間違えてしまい、麻生久美子が特別出演していたが、みうらじゅんと田口トモロヲには気が付かなかったものの、とにかくあーちゃん役の石橋静河の自然な演技と笑顔に魅了される。あーちゃんを観るだけで満足出来た作品だった。



ちなみに料金が1800円から1900円に改定されて初めて観に行ったのだが、映画って1000円ぐらいが適正価格のような気がするな。


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