礼儀正しい子
先日マンションで水漏れ事故が発生した。
水漏れの原因とされる貸室へ急行すると小学生の子供さんがひとりで留守番をしていた。緊急を要する内容だったので、入室させて貰い状況を確認した上で、翌日業者が在宅・不在を問わず入室の上、工事を行う旨を親御さんに伝えて貰うように、分かりやすい言葉でゆっくりと話しながらメモを書いて渡そうとすると、彼はしっかりとした言葉遣いで礼儀正しく受け止めていた。
本来であればちゃんと躾が行き届いたなんとも立派な・・・的な話になるのだが、とても複雑にその様子を見ていた。
何故ならば・・・この貸室は現在賃料を長期滞納中で、現在明渡訴訟中のお宅だったから・・・う〜ん・・・
映画:「記憶にございません」
公開中の映画「記憶にございません」を観に行った。
【解説】『ザ・マジックアワー』などの三谷幸喜がメガホンを取った政界コメディー。国民から全く支持されていない総理大臣が記憶喪失になったことから起こる騒動を描く。主人公の総理大臣を、三谷監督作『ステキな金縛り』などに出演してきた中井貴一。『海を駆ける』などのディーン・フジオカ、『マチネの終わりに』などの石田ゆり子、『体操しようよ』などの草刈正雄、『64-ロクヨン-』シリーズなどの佐藤浩市らが出演する。
長編映画監督8作目のうち、「ラヂオの時間(1997年)」「みんなのいえ(2001年)」「ザ・マジックアワー(2008年)」を観たことがあるが、映画好きの監督ゆえに様々な名作喜劇のオマージュを詰め込み過ぎたり、笑いへの貪欲さがかなり負担になったりと私の中ではう〜んとなってしまう作品ばかりだったので、本ブログにもあまり掲示していないのかも知れない。
本作品は少し控えめで、またフジテレビ開局60周年記念作品だけあって出演者が豪華でそれぞれ様々な扮装をしている(有働由美子は分かったがROLLYと山口崇は分からなかった)。また最近存在感のある役者さんだな〜と思っていると芸人さんだったりすることが多いのだが、官房長官秘書役の後藤(ジャルジャル)は良かった。
どこか映画「デーヴ」にも似たストーリーだったが、私は嫌いではない。ただ支持率2%時代の暴言を吐く総理のシーンをもう少し観てみたかったな〜
注意する人と注意される人
月末のATMコーナーには相変わらず長蛇の列が出来ていた。
何台か故障しているATMもあり、列はさらに伸びていた。
すると(見るからに)外国人の女性が列に並ばず、するすると隅の故障中のATMの前に立った。
いつの間にか使用出来る状態だったらしく、彼女はそのまま操作を続けていた。
文句は言わない日本人たちはただ黙って彼女を見つめていると、列の先頭の女性が彼女に向かって注意をした。
カタコトの日本語で・・・
その後は二人の言い合いとなり、同じ母国語でのなじり合いがしばらく続いていたが、それでも日本人は静かに順番を待っていた。
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