あっぱれな伯母
母方の伯母が96歳で亡くなったと喪中はがきが届いた。
母の姉妹は8人(だったと思う)おり、伯母は母のすぐ上の姉で私はよくしてもらったもので、母同様に音楽好き・映画好きなハイカラな方だったので社会人になっても遊びに行くたびにあれこれ話すのが楽しみだったものだ。ちなみにお亡くなりになる直前までパソコンであれこれ調べ物をしていたそうだ。
葉書が届いた数日後に供花を携えてお邪魔した。時期的に玄関先で帰るつもりだったが、御線香を上げさせて頂き、とても仲が良かった親族の方と長時間話し込んでしまった。容体が急変して数日後に旅立ったそうで、さらに死因が「老衰」というのも何とも伯母らしい潔さでつい感動してしまった。きっと「達者でな」と軽く手を振って旅立ったんだろうと思う。
実にあっぱれだったよ。心から合掌・・・じゃあね
映画:「新宿スワン」
映画「新宿スワン(2015年公開)」を観た。
【解説】「ヤングマガジン」連載の和久井健による人気コミック「新宿スワン 歌舞伎町サバイバルバトル」を、「ヒミズ」「地獄でなぜ悪い」の鬼才・園子温監督が実写映画化。「そこのみにて光輝く」の綾野剛を主演に、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介ら豪華キャストが共演し、新宿歌舞伎町で繰り広げられるスカウトマンたちの苛烈な争いを描いた。一文無しであてもなく歌舞伎町を彷徨っていた白鳥龍彦は、スカウト会社「バースト」幹部で謎に満ちた一流スカウトマンの真虎に助けられ、スカウトマンとしての道を歩み始める。裏社会に足を踏み入れた龍彦は、危険な思惑が交錯する世界を縦横無尽に駆け抜けていく。プロデューサーに「クローズ」シリーズを手がけた山本又一朗、脚本に人気放送作家の鈴木おさむ。
すっかりご無沙汰している歌舞伎町を舞台にストーリーは展開されるだが、やはり魅惑的でもあり怖い街の印象は変わらない。山田孝之を始め、深水元基や金子ノブアキが実にいい。
また劇中何度も登場する長い非常階段がとても印象的だった。
それにしても本作品では沢尻エリカも伊勢谷友介も実に輝いている。だから余計に実に勿体ないと思う・・・
朝CD〜ラッツ&スター
先日朝流れて来たのはラッツ&スターの「BACK TO THE BASIC〜The Very Best of RATS&STAR〜(1996年)」だった。
シャネルズとして1980年にデビューし、1983年にRATS & STARに改名したドゥ―アップグループで「トゥナイト(1980年)」「街角トワイライト(1981年)」「ハリケーン(1981年)」「め組のひと(1983年)」「Tシャツに口紅(1983年)」等と怒涛のヒット曲を連発した。衝撃的な顔を黒く塗った4人のボーカルは素晴らしく、中でも私は「涙のスウィートチェリー(1981年)」とボーカルの鈴木雅之と実姉の鈴木聖美が歌う「もしかしてI LOVE YOU(1982年)」が好きだった。
またデビュー曲である「ランナウェイ」は、当時ラジカセのCM映像と共に懐かしく思い出す。
本アルバムは1985年の活動休止以来、11年ぶりの再結成を機に発売されたベストアルバムでライブ音源も収録されている。解散は明言していないがメンバーの度重なる不祥事があり、再結成は夢のまた夢なのだろうか・・・
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