2020年を振り返る
当社の年内営業も本日までとなります。
田中角栄が総理大臣になった年齢と同じ54歳での2020年を振り返ると、とにもかにくも新型コロナウイルス一色の一年であった。東京オリンピックが延期され、不要不急の外出、外食・繁華街・接待を伴う飲食店等の様々な自粛と生活様式が驚くほど激変し、スポーツ観戦や映画鑑賞・コンサートも制限が続き、高校野球は中止になり、リモートやテレワークが当たり前のようになった。
今年のコロナ以外での印象深いニュースはアカデミー賞で映画「パラサイト」がアジア作品初の作品賞を受賞し、藤井七段が最年少で棋聖のタイトルを獲得し、バイデン米大統領が誕生したくらいしか思い出せない。そう言えば安倍さんから菅さんへ首相が変わったのも、ジャイアンツがシリーズ2年連続4連敗の惨敗も今年の出来事である・・・
コロナで志村けん・岡江久美子が、野村克也・筒美京平・S・コネリー・渡哲也・坂田藤十郎・Dマラドーナ・小松政夫、林家こん平、なかにし礼がお亡くなりになり、三浦春馬、竹内結子が自ら命を絶った。文春砲を始めとするバズーカは、以前の写真週刊誌とは異なる厳しい世論が加わり、絶命させるほどの強力な殺傷力を持ち、数多くのタレント・芸人等がテレビから次々と消えて行った。
【この画像は今年元旦のブログに使用したが、今見ると随分と蜜である】
私にとって印象的だったのは宅配デリバリーサービスだった。これまでそばやラーメン、寿司の店員さん自ら出前する方法から店員さん以外の宅配専門業者さんが食事を届けるサービスへ移行され、その費用を消費者が負担する点はなかなかの衝撃だった。
来月分を持参された県外に実家のある学生さんは春までの数ヶ月分を支払って帰郷されていった。早く再上京出来る日までお互い頑張ろう。
明日12/31(木)〜1/6(水)まで正月休みとさせて頂きます。今年も一年間ご愛読有難うございました。くれぐれもご無事で素敵な新年をお迎え下さい
また連休期間中も予約投稿にて連日投稿致します。
2020年を振り返る〜個人
通常の日常はわずか2ヶ月余りだったんだなと改めてこの一年を振り返る。
緊急事態宣言から8ヶ月もの間、不安や愚痴が口からこぼれそうになったが、家でも事務所でも本ブログでもうろたえないように努めて来たつもりで、何度も「大丈夫、大丈夫」「専門家じゃないから分からないものは分からない」と呟いてきた。当初の得体の知れないコロナに対して不安から少しずつ対処・対応方法も分かり始め、状況を見ながら映画鑑賞を始め、少しずつ自分なりに自粛解除をしつつ、年末年始の外出自粛要請にもしっかりとステイホームで対応して行こうと思う。
娯楽では野球場に出掛けなかったのは何年ぶりだろう?と考えつつ、ステイホームやおうち時間のおかげでネットフリックス等でこれまで過去最高の83本の映画を観ることが出来た映画三昧の一年でもあった。ちなみに今年面白かった作品は「イエスタデイ」「椿三十郎」「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」「イエスマン」「パッセンジャー」「トゥルーマン・ショー」「1917(明後日掲示予定)」、過去に観た作品の中では「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」「孤狼の血」だった。
よく「真っすぐ帰宅して何してるの?」と訊かれることが非常に多かった。妻は大変だったと思うが、私にとって家にいる時間はそれはそれは快適な空間で、日本酒のCMとまでは行かないが帰宅する足取りは軽やかだったものだ。とにかく妻と家族に感謝である。またこんな状況にも関わらず個人的には良いニュースもあったし・・・
まだまだ完全収束には時間が掛かるだろう。検査数が増えれば感染者数は増加するもので、引き続き感染者数に一喜一憂しないようにしつつ、これまで同様に感染防止に努めながら、「出掛けて良い時」「出掛けて良い場所」「出掛けて良い状況」をしっかりと自分なりにしっかりと見極めながら上手く対応しつつ、同時に温度差のある人様のコロナへの対応や行動について、あれこれ思わないことも大事なことのような気がする。
今回を乗り切れれば、国としても個人としてもまた少し経験値が上がると信じつつ、今年も福島県から届いた白河だるまと共に静かに「その時」を待とうと思う。
【来年の丑年にちなんで疫病退散の縁起物である赤べこバージョン】
コロナでなかったらやっていなかったこと
新型コロナウイルスで自分なりに新生活スタイルを確立しようとあれこれ試して半年以上が経過した。
疲労が少ないせいか?加齢的なことなのか?眠りが浅い日が続いているので、ならばと早起きして朝刊を隅から隅までじっくりと読むようになった。また朝風呂の時に風呂掃除をする回数も増えた。これまで電車で向かっていた都心への移動も蜜を避けて車で行くことが増えた。今までほぼ都心を走る習慣がなかったものの慣れてみると非常に便利で、銀座へも電車とほぼ変わらない移動時間20分程度なので新小岩って便利じゃんと感心しつつ、私の中で「都心へ車で向かう」選択肢がひとつ増えた。
こんな機会だから妻にゴルフレッスンを受けたら?と打診したら意外にも即決で申し込み、毎週一回のレッスンに真面目に通っている。妻のレッスン日の夜はなかなか購入することのないコンビニ弁当やテイクアウトを持ち帰り、風呂に入って誰もいない部屋で「彼」と気ままな時間を楽しんでいる。また私自身ゴルフ練習場での打ちっぱなしは自粛解除されてから週一回と決めたものの、なかなかひとりで行く機会(や気力)がなかったが、燃えている妻がレッスンの復習とばかりに仕事後に二人で出かけるようになり、帰り道にあれこれ色々な店を調べてテイクアウトを楽しんでる。いつか夫婦でゴルフへ行きたいもんだと話している。
笑福亭鶴瓶や松田聖子のディナーショーの入手困難なチケットが取れたのも、コロナ渦ならではだからだろうか?
最近では運動不足解消の為にリングフィットを帰宅後毎晩行っている。短時間ながらなかなかきついトレーニングで汗がにじむ。もう3ヶ月近くほぼ毎日続けているのですっかり習慣になり、腹筋も少し割れているようにも思える(気がする)。ちなみに定期健診で主治医から毎日の運動の有無の質問に対して、元気よく「はい」と答えられるようになった。
まだまだ色々と制限はあるけど長期戦を見据えて、不平不満もつべこべも言わずに粛々と「慣れた方がいい」ってことで次は何をしようか?と考えてる。
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