まだ負けられる
首位タイガースが好調でなかなか失速せず、ゲーム差が縮まらない。ただ我がジャイアンツは25年前の1996年に11.5ゲーム差をひっくり返したことがある。あの伝説の「10.8メークドラマ完結」である。
さらにタイガースに2008年は6月終了時点で10ゲーム、前半終了時点で9.5ゲーム、7月に最大13ゲーム離され、8月終了時点で6ゲームも開いていたが、9月から追い上げ、同率首位で迎えた直接対決最終戦でジャイアンツが勝利して初の単独首位になりそのまま逆転優勝したあのメークレジェンドもある。また2008年には北京オリンピックが開催されているので、今シーズンも何かしらの予兆を感じてしまう。ちなみに直接対決最終戦も10.8である。
昔からギャンブルで「○○円勝ったことがある人は同じ○○円まで負けられる」と言うように、いくらゲーム差が縮まらなくても、いくら負けても「まだ大丈夫」と思ってしまうのである・・・と18日に8ゲーム差まで開いた時点で書き始めたのだが、それからわずか5試合で4.5ゲーム差になってしまい、投稿するきっかけを失ってしまった本ブログである。
さあそろそろ「定位置」に戻ろう。
マヤカンと端島
昭和5年に神戸市の摩耶山の中腹に建てられた施設で、使われなくなって荒れ果てたあともその外観の美しさから全国のファンに「廃虚の女王」とも呼ばれている「旧摩耶観光ホテル」が国の登録有形文化財に登録されるとのニュース。2017年にひとり旅で訪れたことのある通称「マヤカン」であるが、その時は近くにも寄れず見ることも出来なかった。登録されればアクセスも整備もされるはずなので是非もう一度訪れたいものだ。
そして後日軍艦島の特集が放映されていた。こちらも2011年にひとり旅で訪れたことがある正式名称「端島」で私の廃墟好きに火をつけてくれた記念すべき島である。番組では通常見学者が立ち入れないコースが紹介されて、さらにドローンの映像に釘付けになる。ただこちらは保存自体が非常に困難で、朽ち果てていくだけらしい。
保存と荒廃・・・それもまた廃墟の運命である。ただ多くの廃墟は非常にあっけなく姿を消すので早く行く必要がある・・・と書きながら早く旅に出てぇ〜な〜と思う。
見切り発車
東京オリンピックが観客を入れて開催する方針が決まった。
少し前まで開催自体に批判が集中していたが、3月に外国一般客の受け入れを断念し、聖火リレーが始まり、5月末から海外選手が続々と入国し、あっという間に世論はすっかり有観客・無観客が焦点となり、数日後には期間中のアルコール販売が禁止となった。明日開催の有無を決めるのであれば判断は早いが、先の日程を決める場合はなかなか判断が難しく、開催ありきでの決断をせざるを得なかったことに頷ける部分はある。
現時点での日本におけるワクチン接種率を考慮すると、私自身「一年か半年延期」が無難だと思っていたが、様々な事情からそんな簡単なものではないのだろう。せめて三ヶ月後の開催であれば随分と世論も違っただろう。ただなかなか完治しない病気や時間が掛かる症状ではよく「上手に付き合っていく」と言うように、完全収束までまだまだ時間が掛かる新型コロナウイルスはすでにウイズコロナの考えで進んでいるので、このような世論の流れを見る限り、ある意味「見切り発車」は必要なんだろうなと思う。
閉会式のチケットが当たっている私は開催中の宣言の有無と無観客、そして再抽選を始め、くれぐれも前のめりにならずに今後の成り行きをただただ静かに見守っている。
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