2021/06/24 9:33:20
見切り発車
東京オリンピックが観客を入れて開催する方針が決まった。
少し前まで開催自体に批判が集中していたが、3月に外国一般客の受け入れを断念し、聖火リレーが始まり、5月末から海外選手が続々と入国し、あっという間に世論はすっかり有観客・無観客が焦点となり、数日後には期間中のアルコール販売が禁止となった。明日開催の有無を決めるのであれば判断は早いが、先の日程を決める場合はなかなか判断が難しく、開催ありきでの決断をせざるを得なかったことに頷ける部分はある。
現時点での日本におけるワクチン接種率を考慮すると、私自身「一年か半年延期」が無難だと思っていたが、様々な事情からそんな簡単なものではないのだろう。せめて三ヶ月後の開催であれば随分と世論も違っただろう。ただなかなか完治しない病気や時間が掛かる症状ではよく「上手に付き合っていく」と言うように、完全収束までまだまだ時間が掛かる新型コロナウイルスはすでにウイズコロナの考えで進んでいるので、このような世論の流れを見る限り、ある意味「見切り発車」は必要なんだろうなと思う。
閉会式のチケットが当たっている私は開催中の宣言の有無と無観客、そして再抽選を始め、くれぐれも前のめりにならずに今後の成り行きをただただ静かに見守っている。
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