映画:「セブン・シスターズ」
映画「セブン・シスターズ(2017年公開)」を観た。
【解説】「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」「プロメテウス」のノオミ・ラパスが、7つ子の姉妹を1人7役で演じたSFスリラー。2073年、繰り返される戦争や難民問題で主要国は滅び、「ヨーロッパ連邦」が新たな超大国として君臨していた。人口過多と食糧不足から政府は厳格な一人っ子政策を発令し、2人目以降の子どもは親元から引きはがされ冷凍保存されてしまう。そんな世界で偶然生まれた7つ子は、週に1日ずつ外出し、共通の人格を演じることで監視の目をくらませてきたが、ある日、7人のうちの1人、マンデー(月曜日)が帰宅しなかったことから、姉妹の日常が次第に狂い始めていく。優等生、ヒッピー、反逆者、天才エンジニア、パーティガールなどバラバラな個性をもちあわせながらも、家の外では1人の銀行員を演じている7人姉妹を、ラパスが1人7役で体現した。「処刑山 デッド卍スノウ」で注目され、「ヘンゼル&グレーテル」でハリウッドデビューを果たしたノルウェー出身のトニー・ウィルコラ監督がメガホンをとった。
設定に惹かれて視聴するものの、途中からよくありがちな内容になり驚きもなく、包囲されても簡単に裏口から逃げられる詰めの甘さ、七人の個性がしっかり確立されず、全員がまあまあ強いのだがもう少し格闘の練習を重ねているシーンや室内の細工が丁寧に描いてくれれば良かったのにと思いつつ、尻つぼみのままエンディング。七役を務めた主人公は素晴らしかったのでもったいなかった。ちなみにこの手の作品では必ずパソコンに詳しい人物が登場する。ちなみに原題はWhat Happened to Monday?であるが、邦題は悪くないと思った。
観終えてから、2016年に一人っ子政策を廃止し、子供を2人まで容認した中国がさらに産児制限を緩和し、夫婦1組につき3人まで子供をもうけることを認める方針を発表したとのニュースが流れた。ちなみにうちにはシックスシスターズがいるが、先日三女が嫁いだ。おめでとう
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