接種証明再発行手数料
国内で新型コロナウイルスのワクチン接種を証明するためにはワクチン接種を受けた際に自治体から発行される接種券に接種済みのシールを貼り付けた接種済証を使う。海外渡航のためではなく国内で飲食店やイベントの際に提示するのはこの接種済証のため、現在再発行を求める数がかなり大勢いるとのニュース。
接種時に病院で登録したワクチンアプリでも東京都のTOKYOワクションでもなく、シールを貼り付けた接種券が証明になるという超アナログなシステムであるが、昨年支給された国民給付金の手続きにおいて混乱の末にマイナンバーを使用しないようにとした自治体もあったことを考えると、政府の年内アプリ始動についてもあまり期待しない方が良いのかも知れない。
ちなみに当社で発行する家賃通帳は紛失時に再発行手数料を頂戴している。作成するには些細ではあるが時間も作成労力も経費も掛かるものの、費用欲しさと言うよりも「無くさないでね」の意味合いが強い。今回の再発行は無料とのことだが、それに携わる経費や人件費を考えたら有料化すべきだと思う。
【明日12/1(水)は当社定休日となります】
日本シリーズ2021
今年の日本シリーズはスワローズが20年ぶりの日本一に輝き、セ・リーグのチームとして2012年のジャイアンツ以来9年ぶりの制覇となった。
スワローズとバファローズの対戦で思い出されるのは、1978年当時ブレーブス時代の1時間余りの抗議であるが、その時もスワローズが日本一となっている。それにしても実に面白い試合ばかりだった。それほど野球に興味がない息子ですら、しびれるような展開を興奮していた。
2019年に訪れたほっともっとフィールドでの第6戦は選手たちの息も白い5時間の熱戦で本来開催される時期でないことを改めて知る。今シーズン初の延長戦となった12回表の34歳川端の代打決勝タイムリー、セ・リーグの最年長記録となった41歳10ヶ月でののシリーズ勝利を挙げた第4戦のスワローズ石川投手の粘投、そして何よりバファローズ42歳能見の村上斬りとベテラン選手たちの活躍に大いにしびれた。
先日ラジオで垣花正アナが「日本シリーズの放映条件として試合終了まで放映があり、さらに地上波で観られるとやはり盛り上がる」と言っていたのはとても納得しつつ、そして最後はやはりエラーしたチームが負けるという野球の原点も再認識したシリーズであった。
ジャイアンツが出場しない日本シリーズは冷静に野球を楽しめるのだが、やはり来シーズンこそハラハラドキドキ手に汗握るシリーズを楽しみたいものだと思った。
映画:「スキャンダル」
映画「スキャンダル(2020年公開・原題Bombshell)」を観た。
【解説】2016年にアメリカで実際に起こった女性キャスターへのセクハラ騒動をシャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーの豪華共演で映画化。アメリカで視聴率ナンバーワンを誇るテレビ局FOXニュースの元・人気キャスターのグレッチェン・カールソンが、CEOのロジャー・エイルズを提訴した。人気キャスターによるテレビ界の帝王へのスキャンダラスなニュースに、全世界のメディア界に激震が走った。FOXニュースの看板番組を担当するキャスターのメーガン・ケリーは、自身がその地位に上り詰めるまでの過去を思い返し、平静ではいられなくなっていた。そんな中、メインキャスターの座のチャンスを虎視眈々と狙う若手のケイラに、ロジャーと直接対面するチャンスがめぐってくるが……。ケリー役をセロン、カールソン役をキッドマン、ケイラ役をロビーが、ロジャー・エイルズ役をジョン・リスゴーが演じる。監督は「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」のジェイ・ローチ、脚本は「マネー・ショート 華麗なる大逆転」でアカデミー賞を受賞したチャールズ・ランドルフ。シャーリーズ・セロンの特殊メイクを、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」でアカデミー賞を受賞したカズ・ヒロ(辻一弘)が担当し、今作でもアカデミー賞のメイクアップ&スタイリング賞を受賞した。
2017年にハリウッドの映画プロデューサーによるセクハラ疑惑で始まった#metoo運動と同様で、最初に声を上げる人はかなり勇気が必要だったことだろう。また被害者自身が声を挙げている点が映画「スポットライト 世紀のスクープ」と大きく異なるのだが、非常にサクッとラストを迎える。
「間違った忠誠心」は論外ではあるが、それによって得た物も沢山あったはずで、地位と名誉を得てから声を上げるのは・・・と現代社会の風潮とは明らかに異なる意見をぐっと飲み込みながら、キッドマンの鼻ばかり見てしまった。
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