シューレス・ジョーが逝く
俳優レイ・リオッタが死去した。享年67歳。
ロバート・デ・ニーロやジョー・ペシと共演した「グッドフェローズ(1990年公開)」で演じた実在のマフィア、ヘンリー・ヒル役も有名であるが、私にとってやはり彼はケビン・コスナーと共演した「フィールド・オブ・ドリームス(1989年公開)」での「シューレス・ジョー」の愛称で知られるジョー・ジャクソン役である。
ジョー、本当にとうもろこし畑の向こう側に行ってしまったんだね・・・また観直そう。心から合掌・・・
【明日6/1(水)は当社定休日となります】
クラッシックと地域性
先週地元のかつしかシンフォニーヒルズへクラッシックコンサートへ出掛けた。
会場には多くの観客が集まっており、クラッシックだけにどこか気品溢れる方が多かった・・・と思ったのだが・・・開演直前、館内に大きな怒鳴り声が聞こえた。会場スタッフの対応が気に入らなかったようで「年寄扱いするな」と女性の大声が何度も響いた。ただその声の主は誰が見ても明らかな「お年寄り」だった・・・
休憩を挟み二時間弱、ヴァイオリニスト木嶋真優の奏でるバイオリンの音色とアンサンブル、コンサートホールの音響に酔いしれたままコンサートは終了した。今度バイオリンでも始めようか?と余韻に浸りながら、開演前にも幕間にも何度もアナウンスがあった規制退場の指示を待っていると、終演と同時に席を立つ観客が少なくなかった・・・
これらは地域性ならではのことなのだろうか?本当情けない・・・
映画:「シン・ウルトラマン」
公開中の映画「シン・ウルトラマン」を観に行った。
【解説】日本を代表するSF特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」の庵野秀明と樋口真嗣のタッグで新たに映画化。庵野が企画・脚本、樋口が監督を務め、世界観を現代社会に置き換えて再構築した。「禍威獣(カイジュウ)」と呼ばれる謎の巨大生物が次々と現れ、その存在が日常になった日本。通常兵器が通じない禍威獣に対応するため、政府はスペシャリストを集めて「禍威獣特設対策室専従班」=通称「禍特対(カトクタイ)」を設立。班長の田村君男、作戦立案担当官の神永新二ら禍特対のメンバーが日々任務にあたっていた。そんなある時、大気圏外から銀色の巨人が突如出現。巨人対策のため禍特対には新たに分析官の浅見弘子が配属され、神永とバディを組むことになる。主人公・神永新二を斎藤工、その相棒となる浅見弘子を長澤まさみが演じ、西島秀俊、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、田中哲司らが共演。劇中に登場するウルトラマンのデザインは、「ウルトラQ」「ウルトラマン」などの美術監督として同シリーズの世界観構築に多大な功績を残した成田亨が1983年に描いた絵画「真実と正義と美の化身」がコンセプトとなっている。
映画「シン・ゴジラ」は官民の連携が加わった斬新なゴジラ対決で非常に面白かったのだが、今回は「こちら側」のウルトラマンをどのように扱うのか?を楽しみに鑑賞。冒頭の懐かしのタイトルバックから、禍特対(カトクタイ)の対応、最新版の特撮対決シーンまでなかなか興味深く身を乗り出しそうになったのも束の間・・・やたら台詞を詰め込む上に早口で捲し立てるので何箇所か聴き取れず、次第に集中力が削がれ始めるとカラータイマーがないウルトラマンや原型を留めていないゼットンに心が離れていった・・・幼い頃にたまに出てきた「好きではないジャンルの回」のウルトラマンだった。現在「シン・仮面ライダー」の撮影が進んでいるようだが・・・
ちなみに斎藤工を始め、竹野内豊、嶋田久作が出るたびについ孤狼の血を思い出してしまう。
お問い合せ