2022/09/26 10:08:50

まずは初めの一歩

旅行会社に日帰りツアー「東海道五十三次をあるく」の第一回目(日本橋から高輪)を申し込んだ。以前からリタイアしたら「五十三次を歩く」「お遍路」という目標があり、このツアー自体は前から知っていたものの、そのままにしてきたこと数年。ひょんなことから「今回出掛けた方が面白い」と思い立ち、開催日三日前に申し込んだ。



東海道五十三次とは江戸時代に整備された五街道の一つで、487.8キロメートル東海道にある53の宿場を指す。本ブログでも「五十三次」で検索すると、東海道五十三次を模したと言われる水前寺成趣園(2011年9月)、最初の宿場・品川宿が登場する映画「幕末太陽傳」(2016年1月)、20番目の鞠子宿(2020年11月)と登場する。2022年の現在でも新幹線の便数の多さと喫煙車両がある明らかに別格な扱いである東海道新幹線、リニア中央新幹線を計画している区間を見る限り、東海道エリアは日本の大動脈であることが分かる。ちなみに先日静岡に住む娘家族が旧東海道の標識を見て、「将来この道を歩くのか?」と感慨ぶかけだったそうだ



当日朝10時に東京駅に集合。「ワクチン・検査パッケージの登録が必須」とのことなので三回接種証明書を初めて提示しつつ、こんな時に使うんだぁとひとり感動する。ガイドさんを先頭に総勢18名の参加者さんたちと、耳に装着したガイディングレシーバーから聞こえる説明を聞きながら、江戸時代の諸先輩方の気分で歩き出す。



いつもは何気なく通り過ぎてしまう街角に江戸城の外堀跡(下画像上段左)、遠山の金さんの北町奉行所跡、迷子しらせ石標(〃上段中)、金座跡(旧日本銀行本店)がひっそりと佇んでおり、三越本店を通り過ぎると、いよいよ五街道の起点である日本橋の道路元標を見物。これまで何度となく通り過ぎた日本橋であるが、改めてスタート地点として見学すると気持ちが少し高ぶる。ちなみに本物の道路元標は道路中央にある(〃上段右)のだが、危険で見学出来ないので橋の横の元標の広場にレプリカがある。



いよいよ東海道五十三次を歩き出す。八重洲の語源となったヤン・ヨーステン記念碑(〃中段左)、江戸歌舞伎発祥の地碑(〃中段中)、銀座発祥の地碑、芝口御門跡を見学し、昼食を挟み、芝大神宮(〃中段右)でお祓いをして頂き、久しぶりの増上寺(〃下段左)を参拝し、赤穂浪士が眠る泉岳寺(〃下段中)でゴール。距離にして約8km・約2万歩もの道のりであったが、最初の宿場町・品川まではたどり着いていない上に、前半終了時点で股関節に痛みを感じた。歩くことには自信があったものの、それは単なる過信であって実際には歩いていないことを実感しつつ、後半は信号待ちの間にストレッチを繰り返す。東京生まれにもかかわらず東京のことにはまったく無頓着で、ひとつひとつの説明をとても興味深く聞き入った。東海道中膝栗毛の弥次さん、喜多さん気分で歩くその日まで、改めてしっかりと鍛えて行かなければと強く思った。


ちなみに「今回出掛けた方が面白い」理由はまた来月ってことで・・・



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2022/09/25 9:50:29

映画:「メランコリック」

映画「メランコリック(2018年公開)」を観た。



【解説】深夜に殺人が行われる銭湯を舞台に、ひょんなことから人生が大きく動き出してしまう人々の人間模様を、サプライズ満載の変幻自在なストーリー展開で描いたサスペンスコメディ。名門大学を卒業後、アルバイトを転々とし、うだつの上がらない生活を送っていた和彦。ある日、偶然訪れた銭湯で高校時代の同級生・百合と再会した彼は、そこで一緒に働かせてもらうことに。やがて和彦は、その銭湯が閉店後の深夜に浴場を「人を殺す場所」として貸し出していることを知る。さらに、同僚の松本が殺し屋であることが明らかになり……。新人監督・田中征爾の長編デビュー作で、第31回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門で監督賞を受賞(武正晴監督の「銃」と同時受賞)。和彦役の皆川暢二、松本役の磯崎義知、田中監督による映画製作ユニット「One Goose」の映画製作第1弾作品。



東大卒って言われ続けることにも、犯罪に手を染めることにもそれほどメランコリック(憂鬱なさま)な感じがない主人公。銭湯の使い方は映画「湯を沸かすほどの熱い愛」のラストと重ねつつ、なかなか適所だなと変な感心をしてしまう。ココリコ田中似の主人公を始め、知らない役者さんたちのおかげでストーリーに集中でき、さらにごくごく自然な主人公の家庭がじわりと温かさを感じる。ただ主人公が待ち合わせ時間に10分遅れても何も言わないところに大学卒業後に定職に就かなかった理由を垣間見る。吉田芽吹演ずる可愛い彼女の別れ方がとてもいじらしくてせつない。その後の展開を細かくあれこれ考えてはいけない作品なのであろう。



ちなみに番台後ろのスーパーボールの大当たりがストーリー進行と共に無くなっている。誰かが当てたのね



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2022/09/24 10:00:52

あの頃の自分へ

先日のボディボートの日の朝。


いつものように三時台に起床し、誰もいないリビングでひとり朝食を食べながらラジオをつけると、「もし叶うならばどの時代の自分に何と言葉を掛けますか?」とのお題を募集していた。朝食を済ませ、まだ夜が明け切らぬ高速を走りながらもし自分ならば?と考えると、すぐに浮かんだのは高校卒業して紆余曲折があり、突然当社に入社することになった頃の19歳の自分である。先代にとっても予想だにしていない事態だったので当然受け入れ態勢も出来上がっておらず、与えられる仕事もなく、手持ち無沙汰で毎日なかなか進まない時間の中、将来に対して不安いっぱいだった19歳の春。


56歳の私から37年前の自分にかける言葉は「大丈夫、今は不安だろうけど、前を見据えてしっかり学習して、逃げずにたくさん色々な事を経験して学習すれば、思っていた以上に楽しい人生が送れるからね」だろうか?



さらに付け加えるのであれば「ひとり旅をきっかけに様々なことが大きく変わったから、なるべく早く出掛けた方がいいよ」と2010年44歳での初めてのひとり旅についてもしっかり言ってあげたいな思う。



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会社概要

会社名
(有)やな瀬不動産
カナ
ヤナセフドウサン
免許番号
東京都知事免許(13)0028837
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梁瀬 雄司
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1240024
東京都葛飾区新小岩1丁目23−9
TEL
代表:03-3655-5691
FAX
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営業時間
9:30〜18:00
定休日
第1・2・3火曜日、毎週水曜日
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