2022/09/09 9:52:25
身の丈知らずのビジネスクラス
先日の沖縄老夫婦旅でのこと。
行きのフライトでクラスJの空席状況を確認すると、空席はあるものの隣同士はないとのことでお断りすると、すぐ隣の妻が「今回の便は国際線仕様だから、ただのクラスJではなくてビジネスクラスになる」とのこと。国際線にはもう30年以上搭乗しておらず、最近のビジネスクラス自体を知らないので黙って従う。こんな時は「はいはい」が魔法の言葉のように変な軋轢を回避出来る。
機内に入ると映画やドラマ、CMで見たことのある別世界の異空間が広がっていた。ここに座るのぉ〜嬉々として席につく。カプセルホテルの開放版ってところだろうか?と初体験は例えが貧相である。
離陸後に座席をあれこれと操作する。背もたれが倒れるのではなくそのままスライドして沈んでいく。どこまで平らになるんだぁ〜と慣れていない動きに一瞬焦りながらもほぼ180℃まで広がる。感覚的に機内の通路に横たわるって感じ・・・と貧相な発想は続く。ただ・・・落ち着かない・・・実に落ち着かず、静かに座席をほぼ元の位置に戻す。ひとり旅でよくクラスJを利用する際もフットレストがどうにも自分にとってどうしても収まりが悪く、シートはほぼいじらない。つくづく自分の身の丈に合っていないんだろうな〜と思いつつ、通常の数倍の金額になることにも頷けるビジネスクラスの豪華な占用面積である。
ちなみにクラスJは予約時に申し込む場合と空港で申し込んだ場合とでは値段が異なることは知っていたが、距離によって金額が変わることを今回初めて知った。沖縄は1000円では行かないのね?
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