2022/09/04 9:31:45
映画:「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」
映画「ヒキタさん!ご懐妊ですよ(2019年公開)」を観た。
【解説】作家のヒキタクニオが自身の体験をもとにつづった同名エッセイを映画化。本作が映画初主演となる名バイプレイヤーの松重豊が主人公となるヒキタクニオに扮し、妻サチ役の北川景子と年の差夫婦を演じた。「ぱいかじ南海作戦」「オケ老人!」の細川徹監督が、男性不妊に直面しながらも明るく前向きに乗り越えようとするヒキタ夫妻の姿をユーモラスかつ叙情的に描く。49歳の作家ヒキタクニオは、年下の妻サチと2人で仲良く暮らしている。子どもは作らず2人だけで生きていこうと考えていたが、サチの言葉をきっかけに妊活を始めることに。しかしなかなか結果は出ず、クリニックで検査してみると、不妊の原因がクニオにあることが判明する。2人はショックを受けながらも現実を受け止め、夫婦で力を合わせて全力で妊活に取り組んでいく。
不妊治療をユーモアチックに描く作品で、人工授精の内容や顕微受精代に40万掛かること、男の検査項目は非常に少ないことなど知らないことばかりであった。主人公の血気盛んな若い頃と50歳手前の自分との会話にはつい共感してしまう。ただ劇中で頑固おやじ(伊東四朗)に一切言い返さない母と娘の家庭環境は非常に嫌いだ。妊活経験がないので、当人たちの気持ちは知る由もないが「行為が作業になる」のは非常に大変だろうと思った。
子供がいる、いないに正解がないのは間違いはなく、それもまたそれぞれの人生なのだと思う。
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