2018/05/31 9:16:32
お門違い
いつもの喫茶店でのこと。
隣のテーブルに初老の男性と中年女性の二人組が座っていた。どうやら二人は同業他社のようで女性が男性に相談する。その内容が現在借りている事務所の設備についての相談ごとだったので、ついつい心の中で「はいはい、どうしましたか?」と私も勝手に相談を受け付ける。
彼女の状況説明が終わり、男性が得意げに対応策を語り出したのだが、私の見解とは全く異なる内容で最終的に「それは管理会社の説明責任だ」と断言していた。いやいや、それは違うだろうと思ったところで会話に入れる訳もなく、女性は「今度管理会社に言ってみます」と意気揚々と席を立った。
時々ある「知り合いが言ってたんですけど」「不動産に詳しい人から聞いたんですけど」から始まるお門違いの要請や苦情はもしかしてこんな感じで入るのかも知れない
付け焼刃の知識はとても危険である。
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