2021/07/04 9:39:01

映画:「蜜蜂と遠雷」

映画「蜜蜂と遠雷(2019年公開)」を観た。



【解説】直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の同名小説を、松岡茉優、松坂桃李、「レディ・プレイヤー1」の森崎ウィンら共演で実写映画化。ピアノの天才たちが集う芳ヶ江国際ピアノコンクールの予選会に参加する若き4人のピアニストたち。母の死をきっかけにピアノが弾けなくなったかつての天才少女・栄伝亜夜は、7年の時を経て再びコンクールへの出場を決意する。音大出身だが現在は楽器店で働くコンクール年齢制限ギリギリの高島明石は、家族の応援を背に最後の挑戦に臨む。名門ジュリアード音楽院在籍中で完璧な演奏技術と感性を併せ持つマサル・C・レビ=アナトールは、優勝候補として注目されている。そして、パリで行われたオーディションに突如現れた謎の少年・風間塵は、先ごろ亡くなった世界最高峰のピアニストからの「推薦状」を持っており、そのすさまじい演奏で見る者すべてを圧倒していく。熱い戦いの中で互いに刺激しあい、それぞれ葛藤しながらも成長していく4人だったが……。松岡が亜夜を演じるほか、松坂桃李が明石、森崎がマサルに扮し、映画初出演の新星・鈴鹿央士が塵に抜てきされた。監督・脚本は「愚行録」の石川慶。



それぞれ個性的な四人のピアニストを始め、斉藤由貴、平田満、鹿賀丈史が実にナイスなキャスティングだった。特に映画初出演の鈴鹿央士が良く、亜夜と即興での連弾は文字通り「音を楽しむ」音楽箱をひっくり返すような素敵なシーンだった。また演奏のシーンではどうしてもつい演者の指先を見てしまうのだが違和感も無く観れた。



ラストの演奏はジーンとし、ピアノの素晴らしさを改めて痛感し、ついピアノを習おうかと思ってしまった。



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