2014/12/07 10:12:35
映画:「人間の証明」
映画「人間の証明(1977年公開)」を観た。
【解説】日本とアメリカを舞台に、戦後30年という歳月に刻まれたさまざまな人間の生きざまを描くサスペンス・ドラマ。東京の高級ホテルのエレベーターで黒人男性が“ストーハ”という言葉と、西条八十の詩集を残して殺された。捜査線上に見え隠れするファッションデザイナー八杉恭子とその息子。黒人男性の過去を追って渡米する棟寄刑事。八杉と黒人男性の意外な関係、そしてアメリカの刑事と棟寄刑事の関係が明らかになる……。公開当時、ジョー山中の歌う主題歌と、“母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね?”という西条八十の詩の一節がCMで強い印象を残し一世を風靡した。
犬神家の一族に続く角川春樹事務所製作の第二弾作品で公開当時CMがバンバンと流れ、かなり話題になった作品である。誰もが一度は「母さん、僕のあの麦わら帽子〜」と口にしたのではないだろうか。
1977年当時のアメリカにはまだ反日感情が残っているんだな〜と知る。犯人はわかっているので、推理する必要はなく、特に難解な謎解きも必要がない。またファッションショーのシーンがやたら長い。とにかく長い。無用に長い。もしかして何かしらの意味があるのか?と思うほどで、とにかく長い。132分の上映時間のうちかなりショーが占めているのでは?と思ってしまう。
あり得ない偶然を始め、細かい突っ込みどころは満載であったが、角川映画が確立した宣伝方法は大したものだと思う。
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