映画:「スティング(劇場版)」
ようやく今年初めての「午前10時の映画祭」を観に行った。休日に早起きし、10時のみの上映回を目指して劇場へと向かった。私の大好きな「スティング(1973年公開)」の週だったからだ。
【解説】1930年代の暗黒街のメッカ、シカゴでは血を血で洗うギャング戦争が日常茶飯事のごとく起こっていたが、一方その道のエリートと自認する連中のあいだでは、血なまぐさい暴力沙汰を軽蔑し、頭脳で相手を出し抜くことを粋とする風潮があった。これは、そのコンマンと呼ばれる詐欺師の物語。製作総指揮はリチャード・D・ザナックとデイヴィッド・ブラウン、製作はトニー・ビル、マイケル・フィリップスとその妻ジュリア・フィリップス、監督はジョージ・ロイ・ヒル、脚本はデイヴィッド・ウォード、撮影はロバート・サーティース、美術はヘンリー・バムステッドとジェームス・ペイン、編曲はマーヴィン・ハムリッシュ、ピアノ演奏はスコット・ジョプリン、編集はウィリアム・レイノルズが各々担当。出演はポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・シヨウ、チャールズ・ダーニング、レイ・ウォルストン、アイリーン・ブレナン、ハロルド・グールド、ジョン・ヘファーナン、ダナ・エルカー、ジャック・キホーなど。
10時前の館内には10名程度の老男女(若はおらず)が程良い距離感を保ちながら座っていた。
私にとっては今もベスト3に入る作品で、本ブログにもすでに登場するほどほれ込んでいる作品であり、大きなスクリーンで一度は観てみたかった作品である。オープニングでタイトルが映し出されると、数え切れないほど観たにも関わらず、ついつい口元が緩んでしまう。音楽を始め時代背景も街並もすべて素敵である。ポールの透き通るような青い瞳が大きなスクリーンではさらに印象的であった。そしていくつか新たな伏線を発見し、そしていつものようににんまりとするエンディングについつい立ち上がって手を叩きなった。
好きな作品とは何度でも観られ、何度でもワクワクしてしまうことを言うのかも知れない。公開から40年以上が経過したものの、やはり粋であっぱれな作品であった。
【明日12/24(水)は今年最後の定休日となります。みなさん素敵なクリスマスを】
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