3〜4ヶ月前 |
全ての要望を満たしている貸ビルにめぐり合う事はほとんどありません。
要望が高くなればなるほど『賃料』も高くなります。
自社にとって何が一番重要な事かをキチンと把握して、要望に対して優先順位をつける事がビル選びのコツとなります。
下の項目は実際に貸ビルを選定する際に必要なチェック項目です。
要望の優先順位と実態との差異を把握する事が出来ますのでご利用下さい。
坪単価が安くても契約面積に共用部分が多く含まれている場合は割高な賃料になります。
面積の算出法には、内法計算と壁芯計算による2つの方法があり、一般的には壁芯計算されている場合が多いようです。
契約面積に、廊下・トイレ等の共用部分が含まれている場合があります。
通常0〜25%の幅で共用面積を有効面積に加え、契約面積としている場合があります。各ビルによって共用面積の比率が違いますので、該当物件が何%の共用面積を含んだものなのかを把握しておきましょう。
全館一括空調とフロア別の空調システムがあります。全館一括空調の場合は業務形態、使用時間に不都合が出る場合があります。また、時間外空調料金が高額なビルもありますので必ず確認をします。
使用時間や開館日に制限が設けられているビルもあります。夜間や日祭日に使用することがある場合は確認が必要です。
※ビルに設備がない場合はNTTに工事の依頼をしますが、工事着手までには2ヶ月〜3ヶ月を要します。
男女別か、共用か。給湯室、トイレのスペースは十分にあるか、トイレの清掃は共益費で負担するのか、また業者に依頼し別途経費が発生するのかを確認します。
同じ面積でも室内の形状により使い勝手が異なります。現在使用中のキャビネット等が収まらない場合がありますので、図面だけでなく実際に採寸して確認します。
コンピューター用の配線が必要な場合は配管の径の太さを確認します。
警報警備の有無、警備システムの種類を確認します。
社名表示板の位置とサイズ、看板制作費の概算などを確認します。
館内の清掃・メンテナンスはどのように行われれるのか、室内の清掃契約の内容や金額なども確認します。
どんな企業が入居しているのか案内看板などで確認します。
駐車場スペースの大きさ、使用時間、料金、契約形態などを確認します。
大型ビルには貸会議室が設けられている場合が多く見られます。貸会議室を利用することで賃借する事務室の面積を圧縮することが出来ますので活用します、 使用料金やスケジュール設定なども確認しておきます。