1月18日〜
さて、1月20日〜大寒に入りますが、今年はあまり寒く感じ無いのは私だけでしょうか。
その前に、1月18日〜冬の土用に入ります。
この土用が明ければ、所謂「寒明け」暦の上で春です。
今月1月は丑の月です。なので、丑の土用です。^^
鰻でも食べて寒さを乗り切りたいですね。
土用の間は土いじりはお休みなので、今日のうちに花を植えて春を待つことにしました。
インフルエンザが猛威を奮っております。
お気を付けてくださいませ。
東洋文化振興会 1月例会 つづき
さて、それでは 「仰げば尊し」2番をご紹介いたします。^^
よかったら歌ってください。♪
♪ 互いに睦し 日ごろの恩
別るる後にも やよ 忘るな
身を立て 名をあげ やよ 励めよ
今こそ 別れめ いざさらば ♪
「孝経」一説
身を立て道を行い、名を後世に揚げ、以て父母を顕わすは考の終わり(完成)なり。夫れ考は親に事うるに始まり、君に事うるに中ごろし、身を立つるに終わる。
作者が生きた、明治、大正はパソコンもSNSも電話すら無く、とてもシンプルで、確かに今とは時代が大きく異なるけれど、人間の本質ってそんなに異なるのだろうか。
少なくとも私は、2番を聞いて、削るほどの違和感を感じなかったけれど…。何があかんのかわからんと思うのは私だけであろうか……。
※「東洋文化振興会」東洋の叡智を学ぶ会。
いつも古〜い書物から新しい知識と学びをくださる会。
今回の小崎先生のお話も、とても面白かったです。
次回は2月8日(土) 「俳諧師の行脚」
〜尾張蕉門月空居士露川の旅〜 服部直子 先生
ご興味のある方は是非ご連絡ください。^^
東洋文化振興会・1月例会
1月11日 新年経書講義 「孝経」
〜唱歌「仰げば尊し」から消えた二番の歌詞について考える〜 小崎 智則 講師
中国古典の代表的な「四書五経」、以外にも、古典の経書は沢山あり、今回は 「孝経」のお話と、それにまつわる「幻の 仰げば尊し 二番」のお話でした。
今回は長くなってしまい(文字数的にアウトみたいで
2回に分けます。)
…今こそ 別れめ いざさらば…♪
あぁ懐かしや、青春の頃。^^
もうね、卒業が秒読みに入ると色々な感情が和音になって至る所で…、、何て思い出もあるのですが、
実は私もこの歌の2番はこの日初めて知った気がします。
この曲が発表されたのは明治17年頃。
原曲はアメリカの曲で、長らく作者は不詳、平成23年に至って、明治の国語学者「大槻文彦」氏らの合議によって作られてといわれています。
小崎講師のお話より、昭和51年頃から2番を削り始め、昭和63年頃、ほぼ完全に消えたとの事でした。消えた理由としては、
・時代に見合わない。
・立身出世と解釈できる場合があり時勢にそぐわない。等々。
そして、この問題の2番が 「孝経」の中の一説にあるのです。
テキスト見づらくてごめんなさい。
次へつづく
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