2009/06/27 10:33:46

三種の神器 神剣・草薙剣の行方 W


 僅かに、元正天皇が鏡を見て心を痛めたという記事と、聖武天皇の時に出雲の国造が、熊野神社の神剣と鏡を献上した記事くらいである。その後の歴代天皇の事績にも目を通したが、目についたのは第100代後小松天皇が、吸収合併した南朝から三種の神器を受け取った記事くらいだ。

 出雲国造はその代替わりごとに朝廷に出仕して、神賀詞を述べ貢献物を献上することになっていた。その品物の種類・数量も臨時祭式によって、剣・鏡・玉・馬などが細かく決められていた。
天皇や朝廷の高官たちは、出雲の神宝・その中でも特に剣と鏡に強い執着を持っていたようだ。

 出雲の国造の代替わりごとの神賀詞奏上は、戦国大名の起請文差し入れや、江戸時代の参勤交替や独立した国が、旧宗主国に挨拶に行くようなものだったと思われる。
 出雲は旧大国であったので、それだけに警戒され忠誠を求められたのだろう。


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