『祖谷の庄さんの蕎麦を頂いて参りました。』
またいつもの昔話しとなりますが、京都に居た頃は清水坂の途中に在る蕎麦屋さんへ良く行ってましたね。ですから‶うどん″を食べる事はほぼ無かったですね。たまに事務所の近くに有った、食堂で‶しっぽくうどん″や‶たぬきうどん″は食べた事が有ります。「この「たぬき」うどん、他の地域では天かす等が入る訳ですが、京都で「たぬき」と言えば、いなりとネギを細かく刻んだものに、餡かけをした物が‶たぬきうどん″と言う物でしたから、ここ愛媛では食べた記憶が無いですね。
そんなこんなで昨日、香川県観音寺市に在る「祖谷蕎麦・祖谷の庄」にお邪魔してまいりました。この周辺には蕎麦専門の飲食店が無く、色々訪ね歩いた中見かけたお店で、ひょんなことからこの店のご主人と知り合う事となり昨日のお昼、暖簾を潜らせて頂いた次第。
ここの奥様のご実家が祖谷に在る「祖谷美人」と言う旅館を営んでおられるとかで、蕎麦には所縁の有るお店な訳です。私の場合蕎麦と言えばこの時期特に「天ざる」と言った所で、昨日もそこでは「天ぷら・もり蕎麦」を注文させて頂いた次第。冬の寒い時には鴨南蛮や鰊そばを頼む事も有りましたが、やはりざるそばが好きですね。つゆが入った器にワサビや刻みネギを放り込み、その器を左で持ち良く冷やされた‶そば”の先だけつゆに浸けて、ズズッと音をたてて食べる。そば粉の香りが鼻腔を刺激してくるのが何とも言えない感じです。このお店では天ぷらは‶塩″で戴くのですが、食材によってはそばつゆに浸して食べた方が美味しいですね。
ところで私の実家で食べていた蕎麦は本来で言う所の『祖谷蕎麦』と言うもので、年越しには必ずあのうどんと変わらない太さで、そば粉10割なのですぐに切れてしまう物でしたね。この辺りのスーパーでもたまに見かけますが、やはり本場の祖谷地区の食堂で食べるのが一番でしょう。一番近くで思い出すのはR32号沿いに在る「食事処祖谷橋」の蕎麦。そこはおでんも美味しかったですが、今でもまだ営業されているのでしょうか。また、近くを通った時にはよって見たいと思います。
この蕎麦、穀物の中でも最も栄養バランスが良いらしく、ビタミン・たんぱく・カルシュウム・鉄分・カルシュウム・ルテン、等が含まれていると、「祖谷の庄」のご主人がメモに書いておりました。どうでしょう、美容と健康には持って来いの蕎麦、皆様も是非食べに行って見ては如何でしょう。
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