『新札が発行されましたが、その原料の和紙の魅力を体験してみては?』
‶161.62″・・・どこまで続くのか円安、反面日経平均は4万円+αと言う所ですから情緒不安定なのかと感じている今日この頃ですが、皆様は既に新札を手にされましたでしょうか?ここ暫く地元金融機関には両替目的で行列ができるかも知れませんね。
その新札に使われている原料と言えば‶ミツマタ″このミツマタはあの‶透かし″加工をする事に最適な強度が有るそうで、長期に渡る使用にも耐えられる優れた性質を持っている訳です。そのミツマタの生産、新宮地区でも盛んに行われていた時期が有りましたね。それが現在では数件の農家さんだけが栽培されているだけとの事ですから、寂しいお話しですね。
ここ四国中央市は今では「紙の街」として名を馳せておりますが、原点はこのミツマタを使った‶和紙漉き″から始まった事でしょうから、その名残りを大切に維持して頂きたい物です。しかし残念ながらその新宮地区も高齢化が進み、農業後継者不足が続き、結果過疎化の歯止めがかからなくなって来ておりますから、何ともし難いのが現状。
さて、そんな中ですが7月8日から31日までの4週間、霧の森に在る「ふれあいギャラリー」では、「ミツマタワークショップ」や「ミツマタと新宮」が開催されますし、その前日の七夕の日には、手すき和紙体験が出来る「七夕ワークショップ」が行われますので、この機会に和紙の魅力を体験されて見ては如何でしょうか。そのイベントでは大阪ご出身で現在四国中央市在住し、現代美術家として活躍されている、「松本莉央」さんが講師をされます。この方は木彫作品や紙アクセサリーの個展をされたりしておりますから、この機会に是非足を運んで頂ければと思います。
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