2020/11/21 16:34:38

私について #346 (アジア発の自由貿易協定に期待)

11月も後半に差し掛かったが、欧米を中心に感染症の広がりは収まらず一部では都市封鎖の動きが出てきている。都市封鎖による経済への打撃を嫌う者たちの過激な動きが散見され、世界的に見てコロナ禍における国民の生活は不安定な状況から抜け出すことができないでいる。日本も欧米同様「第3波の到来」の気配が強くなってきていて、様々なGo toキャンペーンで経済活性化を図ろうとした日本政府の施策も、新型コロナウィルス分科会や医療関係者からの突き上げによって、当初通り続けていくことができるかわからなくなってきた。


そんな状況の中、日本を含むアジア・オセアニア地域15か国は、東アジアの地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に署名した。世界の貿易額の30%を占める大型の自由貿易協定で、品目ベース輸出入にかかる関税の91%を段階的に撤廃していく内容となっている。日本にとっては、中国や韓国に輸出する際の関税が無くなるか段階的に引き下げられることとなるが、無関税品目の割合は、対中向けでは現行の8%から86%、対韓向けは現行の19%から92%まで最終的に広がる。一方、日本が期待していた、人口13億人を抱えるインドが、自国の農産品保護などを理由に今回は離脱することになったのは残念だが、今後の参加の道筋を残すことができたことは幸いだ。トランプ政権下の「自国主義の台頭」で、世界経済におけるグローバル化が逆戻りする時代が数年続いたが、今後はバイデン政権に期待し、米国が世界的な大型の自由貿易協定に参加することを期待する。自国主義がその国の経済を破壊することを認識しないといけない。





2020/11/10 17:29:02

私について #345 (日常を取り戻そう!)

11月3日以降世界中の注目を集めてきた米国大統領選挙は、民主党 ジョー・バイデン元副大統領の勝利で終了した。現大統領は、依然として自分の勝利を主張しているようだが、世界の目はその主張に対し冷めた目で見つめていると言える。今後もいろいろな方法で政権交代に対する妨害をしてくるであろうが、世界最大、最強国であるプライドを持って、共和党が率先して現大統領のふるまいを正していくことが必要だ。これ以上米国のこんなバカげた姿は見たくない、というのが本音だ。


昨今、新宿、渋谷などに買い物に行くと、いずれも人出が多くなってきていることを感じる。ほとんどの人が感染防止に努めマスクを使用し、レストランなどもアルコールを常備し、顧客の安全を確保しようと努力している。テレビではGo toトラベルで日本各地の観光地が賑わっている様子が映し出されているのを見ると、少しほっと気持ちになる今日この頃。自分もGo toトラベルの流れに乗って温泉に行く計画を立てているが、行く前からうきうきした気持ちになっていく。


日本政府はアジアの一部の国々に対して、ビジネス関連の人の移動に対し制限緩和を実施し始めた中「海外から人を入れるのは時期尚早」と言う人もいるかと思うが、withコロナの時代に生きる現代人にとって様々な面で日常を取り戻していくことは必要だろう。大切なことは、一人一人が感染症対策のルールを守り、日常の生活を取り戻していくこと。仕事もプライベートも室内に閉じこもって遂行することだけが感染症対策とは言えないと思う。そんなことをしていたら、我々の気持ちは次第に内向きになってしまうだろう。冬らしい季節になり寒くなってきたが、東京の街でも葉の色が黄色や赤色になってきており季節の変化をじかに感じることができる今日この頃。外に出て陽の光を浴びることも大切なこと。






2020/10/25 13:09:50

私について #344 (サヘル・ローズ)

サヘル・ローズと言えばエキゾティックな風貌を持った美人、プラス悠長な日本語をしゃべる人で、日本という外国で成功したきらびやかなキャリアを持っている人だと以前は思っていた。


サヘル・ローズはイラン西部のホラムシャルハに近い小さな町に生まれた。1989年2月、イラン・イラク戦争のさなかイラクとの国境近くにあったその町はイラク軍の空爆により壊滅、彼女の13人の家族で生き残ったのは末っ子のサヘルだけだった。壊滅した町への救護隊ボランティアとしてテヘラン大学から駆け付けていた、後に義母となる大学生フローラ ジャスミンに救い出され、その後孤児院で暮らすこととなった。空爆で家族を失ったサヘルは、本来の出生年、出生名が不明となり、義母が推測した出生年や名前を使用することとした。義母であるフローラ・ジャスミンはイランの法律では健常者は養女を取れないため、自分の体にメスを入れさせ子供を産めない体にしたそうだ。サヘル・ローズとは砂浜に咲くバラという意味で、バラが好きな義母が、バラは砂浜には咲かないはずだが、自らの力で困難に立ち向かってほしいという思いで付けた。1993年8月13日、知り合いがいたため義母に伴われ7歳の時に来日した。来日当初の生活は非常に貧しく、2週間ほど公園でホームレス同然の生活を経験したとのこともあったが、その後様々な人たちの支援を受けたり自身努力し、今現在の地位を得た。


昨日、Eテレで「サヘルの旅」という番組があったので、イランの世界遺産の紹介でもする番組かな、と思ってチャンネルをあわせてみた。でも実際の内容は、彼女がバングラディッシュの孤児院や鉄道線路沿いのスラム街を訪問し、ストリートチュールドレンと呼ばれる子供たちと会い話をしたり、敵国であったイラクに行き、そこに住むイラン人家族の実情を聞きながら彼らに生きる意味を伝えるような、かなり深刻な話であった。このイラン人家族の長男は、イラン人としてISと戦うためにイラクに移り住んだが、重い病を患い今は異国の地で療養生活を送っているとのことだった。しかし、その家族の生活は貧しく家族の生活費や治療費をねん出することができない状況とのことだった。もう一つの訪問先は、ISとの戦いの中でご主人を失った未亡人たちを預かる施設で、そこには平和な世の中にいる日本人には考えられないほどの苦しい経験をさせられた女性たちがいた。皆サヘルの話には耳を傾けていたが、彼らの心には、同情してくれる人はいても、その後何もしてくれない、と半ば投げやりになっている女性が多く、その姿を見たサヘルは嗚咽を止めることができない状況にいた。しかし、最後には皆サヘルのもとに行きハグできるようになり、お互いの溝は少し埋まったように見えた。


サヘルの旅先はどこも過酷な過去・現在を持つ人たちが多くいるところだった。彼女には自分の体を傷つけ自分を引き取ってくれた義母がいて、今では異国の地ながら安定した生活ができている自分がいかに恵まれているかを強く感じている。おそらくそんな自分の過去を見つめなおすと、とても安穏と暮らすことはできない、と思っている様子がうかがえた。今は感染症蔓延で世界中の人たちにまた一つ苦労が覆いかぶさってきた。サヘルよ、思い込みすぎないよう生きてください。






会社概要

会社名
Grande Plaine
カナ
グランド プラン
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東京都知事免許(2)93934
代表者
大原 仁
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FAX
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不定休
最寄駅
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