2025/08/22 11:20:10
今回の「e learning」に思うこと
15年ほど前「取引相談委員」をしている時の実例。
ある業者さんが、売買物件の前回交付済み他社重説を丸写しして買主の交付したところ、「汲み取り」なのに「公共下水」と表示したため、数百万円の工事費用を負担させられた。
そんなことがありましたね。
賃貸でも30年ほど前になりますけど「クーラー」しかついていないのに、重説に「エアコン」と書いたために、交換させられた仲介業者さんもありましたが、多かれ少なかれ、重説の失敗は起こり得ること。
今回の法定講習では、重要事項説明書の大切さについて、90分強の時間がさかれていますが、「手数料を返して終わり」ならまだしも、その何倍もの費用負担をするのは、馬鹿らしい限り。
売買で特に問題になる事案が多いですが、私も業者仲間のSさんも、賃貸居住用の入居者について、結構選り好みをします。
入ってから問題を起こされる方が、手間も時間もかかりますから、、、
学んだ事例では「なんとかギリセーフ」という事例が多かったのですが、調査はとことん行い、ネガティブな情報ほど重説に記載したいものですね。
それで売れなかったら、最初からご縁がないということ。
どの業界も不景気です。
1件でも多くの契約を取りたいところですが、直感で「どうかな?」と思ったら引くことも大事かもしれません。
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